2011年7月4日月曜日

ラキエタ・エイズ対策センター在ブルキナファソ特命全権大使と会談

ブルキナファソより嬉しいニュースが入ってきました。

ア・ダンセの現地パートナー機関であるラキエタ・エイズ対策センターの母体であるラキエタ交通会社が在ブルキナファソ特命全権大使より、東日本大震災の被災者に対して送った寄付に対する証明書(Attestation)をいただきました。

この度、大使が椙山女学園大学附属小学校より寄付を受けた机と椅子をラキエタ・エイズ対策センターがあるバンフォラ市へ寄贈するために同市を訪れた際に時間を作ってくださり、ティエンドルベオゴ氏に直々に手渡してくださいました。

実は、日本側の私たち。ティエンドルベオゴ氏が寄付していたことを全く知らさせていませんでした。こういうことをワザと大きな声で言わず、さっとやれてしまうティエンドルベオゴさん。素晴らしい。
 
↓の写真は証明書をいただいた時に撮影したものです。左が杉浦在ブルキナファソ特命全権大使。右がティエンドルベオゴ氏

写真がかなりボケていて申し訳ありません(現地スタッフが写真を撮ったのですが、デジカメの撮影技術がまだまだです)。

この会談の席で、今後のラキエタ・エイズ対策センターの活動の展望等について大使にお話をさせていただいたようです。なんでも、ティエンドルベオゴ氏、地元に優秀な女性起業家を育てるべく、マイクロクレジットの導入も考えているようです。これは、在ブルキナファソ大使館の支援で建設された職業訓練センター(ア・ダンセの石鹸を作っているところ)から巣立っていく女性達への出口支援になる見込みです。

こんな風に現地パートナーが自らイニシアティブをとって、事業を持続していってくれる。これ、まさにア・ダンセの目指すところです。

それにしても、遠いブルキナファソの仲間が日本の被災者を支援してくれる。嬉しいことです。そして、大使がこのような形で私たちの仲間に証明書を手渡してくださるなんて・・・(涙)本当にうれしいニュースでした。