2010年1月27日水曜日

実は・・・

はい、相変わらずご無沙汰しております。
実は、ブルキナファソに渡航しています。
なんだか、嵐のような渡航前でした・・・
そしてこちらに着いてからも、ばたばた・・・

自分で言うのもなんですが、ジェットコースターみたい。
でも、国自体がのんびりモードなので、私ものんびり、な気分。

で、風邪をひきました。

連日、日中気温35度以上、超乾燥、大量砂埃・・・


(通りすがりの首都の道路の様子)

暑くても風邪はひくもんですね。でも、ぼーっとする頭で鼻をすすりながら、埃と照りつける日光の中を歩くのは、なかなか大変です。改めて、なかなかハードかも、と気付きました。
こちらに来ると、喉が痛くなり、おなかを壊す以外は、すごく元気なんですけれど。(それは元気と言わない???)

実は今は1年で最も過ごしやすいと言われている涼しい時期。夜、外でビールなんか飲んだ日には、とても寒く感じます。


3月からは徐々に始まる酷暑が控えてるというのに・・・大丈夫か、わたし!!!

そんな厳しい感じのするブルキナですが、灼熱の中で歩き回るせいか、新陳代謝がよくなるのか、いくら食べても飲んでも太らない!油と塩たっぷりのごはんを毎日食べても大丈夫!500mlのコーラを一日3本飲んでも大丈夫!って身体に悪いので、そんなことはしません。慣れてくると太るようになるし。体重を落とすと、体力も落とすので、現状維持・・・いや、ちょっと痩せよう、この機会に。ぶつぶつ・・・

ブルキナでの活動は
http://mission-burkina.seesaa.net/
で ご報告しまーす。

ネットの状況が思ったよりも悪くて、なかなか繋がらないことが多いア・ダンセ石鹸プロジェクトの活動地バンフォラ。ああ、やっぱり。
それでも、なんとか、日々の活動をご報告したいと思います。

2010年1月8日金曜日

年明けのア・ダンセ

このところ、渡航の準備を急ピッチで実施中。

一度決定しかけたパッケージの大幅な変更、現地で行う研修の打ち合わせとこまごまとした準備、シアバターやDooniDooni買い付けの手配、不在の間の様々なお仕事の手配などなど。現地とのやりとりも多くて、睡眠時間が超不規則です。

ちなみに今の季節、ブルキナファソでは普段でも長い挨拶がさらに長くなります。新年の挨拶はたっぷり2分以上かかります。本人やその人の家族メンバーに対して、健康でお金が入ってきて、輝かしい年となるようにと、ひとつひとつ数え上げるように祈るのです。言霊という言葉を思い出しながら、想いを込めて、相手に今年の幸せへの祈りを伝えています。

今回の渡航では、研修を実施していただく丸菱石鹸の社長さんだけではなく、所属研究室の元同僚(教育専門)や、関西学院大学社会起業学科GPの先生方も来られるので、そんな手配も実施中。すっかりブルキナ慣れしている私は、皆さんの「初アフリカ初ブルキナ」を実りあるものにするため、普段は忘れている初心を思い出しつつ、準備を進めています。

そんなア・ダンセの日常ですが、昨年12月から少しずつ新しい出会いがあり、ワクワクしています。環境ビジネスウィメンの方々を含め、そのほとんどが女性で、改めて日本の女性の活躍に感動してしまいます。私も日々の努力と成長を重ねてゆこう、と思いを新たにする毎日。

最近はSさんのご紹介で素敵な方々とのご縁を結びつつあります。Sさん、いつもありがとうございます。あ、Sさんは男性なんです。男性も大いに活躍されてます、もちろん。

Sさんのことや、Sさんとの出会いのきっかけとなったアルバトロスクラブのことについては、また、機会を見て書きたいと思います。世の中、人とのつながりほど大きな財産はないのではないだろうか、と思う今日この頃です。一応、私のエイズ予防研究のテーマには「ソーシャル・キャピタル」や「パーソナルネットワーク」が関わっているのです。このお話もまたいつか。

って、「またいつか」がたまりそう・・・

2010年1月3日日曜日

Meilleurs Voeux!

あけましておめでとうございます。
いよいよ2010年。みなさま、新年をいかがお過ごしでしょうか。

私の実家では、毎年、和歌山の熊野本宮大社で初詣です。

そして今年も 行ってまいりました。




例年よりも参拝の人が多い気がしましたが、いろいろ大変なときは、やはり、人の心は大いなる存在に心が近くなるのでしょうか。

毎年、大塔の道の駅を通り過ぎ、中辺路の道の駅あたりに来ると、その重なる山々に、いろいろと思うところがあります。

古き時代、人々が熊野の自然に対して強い崇拝の念を持ち、京都からも深い山々を超えて巡礼していたこと。現代はそこに道路が通り、車ですぐ近くまで行けること。昔、お世話になった先生から教わった日本の自然信仰と自然保全との関係。便利さと自然破壊との関係。

にんげんのこころとちから。 歴史と未来。自然とひとのしあわせの関係。

毎年、同じようなことを考えるのですが、すぐに山々の力強さに圧倒されます。もちろん、植林された部分も多そうですが、それでも山々の存在感は圧倒的です。熊野詣は私にとって、人間の生活と自然の関係を原点に立ち返って考えさせてくれる大切な行事となっています。

和歌山は山だけではなく、海も雄大です。沈み行く夕日はダイナミックで、自分が地球の一部なのだと再確認させてくれます。
そしてワタクシが、あまり人には教えたくないくらいお気に入りの場所。

「日本童謡の園」と、その同じ敷地内(?)にある「えびとかにの水族館」。

日本童謡の園から見る海が大好きなのです。



きれいに整備された遊歩道があり、数箇所、童謡が聞こえるようになっている石碑が建っています。
夕方、自動的に鳴る童謡を聴きながらひとりで歩くと、正直ちょっと怖いかも・・・
でも、「うみ」が流れると、思わず歌ってしまいます。

 そして、スタッフさんの愛情がたっぷりと感じられる「えびとかにの水族館」。とてもちいさな、えびとかにの専門水族館です。実家ではここのサポーターになっていて、ここ数年は「かぶとがに」の水槽のサポーターです。毎年、ここにも初詣をします。その理由は・・・「蝦蟹神社」







はい。この水槽です。その年の干支に合わせたえび・かに・魚たちを集めた水槽がお目見えするのです。今年は初日の出ならぬ「はつヒトデ」で「めでタイガー」だそうです。水槽奥の初ヒトデ、見えますでしょうか?私たちが行ったときは、うつぼが大暴れ。つぎつぎと鳥居などをなぎ倒していました。あ、鳥居にはちゃんと「蝦蟹神社」って書いてあるんですよ~

 そしてなんと今年はアザラシを裏手に発見!!!どんどん進化するえびとかにの水族館。ここ、入場料が「無料」なのです。一応、募金箱のような形で入り口に「チョッキン箱」が置いてありますが、水槽サポーターが主な維持費のようです。えびやかににたまらないものを覚える方はぜひぜひ、サポーターに!!!



最後は、童謡の園にたくさんいるねこちゃん。
この日はめずらしく親子と出会い、あまりのかわいさに写真をとってしまいました。

それでは、2010年が皆様にとって素敵な1年となりますよう、お祈りいたしております。
ア・ダンセにとっても飛躍の1年になりますように!!!

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

(おまけ:田辺を中心としたわかやまのお食事どころ)


*Café Bonheur:http://bluebirdscom.petit.cc/
熊野本宮大社近くのカフェ。熊野牛のハンバーグもカレーもおいしかったです。入り口にはPeople's Treeのグッズや手作り石鹸が置いてあって・・・とても気持ちのいいカフェでした。

*朴 (BOKU):http://bocu.jp/
中辺路町近露で、築100年ほどの古民家を改装したカフェ。ご自分で育てたり、近辺で取れた農作物で作った玄米定食がおいしいかったです。天然酵母のパンは中辺路の道の駅でも購入できます。

*黒潮寿司(回転すし)
田辺のショッピングセンター隣にある回転すしの店。安くておいしいものが多い!たこやいか、まぐろ、えびなど、普通なネタがとてもおいしかったです。いかもたこも貝柱も「ぴかぴか」してました。


*てんぷらのよし平:http://www.yoshihei.jp/tenpura.html
地元で人気のよし平グループのてんぷら屋さん。入り口で食券を買うので、「なあんだ、カウンター式てんぷら定食屋さん?」 と思ったら大間違い。きちんと順番にコース形式でてんぷらを出してくれます。メニューはコースでもすべて1000円以下で、大体が660円から880円。おつけものまでおいしかったです。おいしいものを安く提供するための工夫、とても勉強になりました。

*八十八家 :http://www.yottette.jp/tenpo/tenpo.htm
いつも人で一杯の産直のお店「よってって」に併設されているバイキングレストラン。よってってで仕入れた食材を使用しているそうです。お昼の長蛇の列は覚悟!もちろん「よってって」もお勧めです。地元のお店の洋菓子やお寿司、パンなんかも買えます。

(番外編:あがら丼)http://www.tanabe-kanko.jp/umai/index.html
田辺観光協会員のお店では、田辺の食材を使った田辺らしい昼食「あがら丼」を楽しむことが出来ます。各お店がかつおや熊野牛、しらす、梅干などを使った丼を開発し、提供しています。4ヶ月から5ヶ月に1回程度メニューが変わるので、季節ごとのおいしい丼が食べれます!パンフレットは上記ウェブサイトからダウンロードできます。