2011年6月27日月曜日

ア・ダンセができるまで(1)

(株)ア・ダンセが設立されたのは2009年9月。
しかし、会社ができるずっと前から、社長の森重はブルキナファソと関わっています。

森重がブルキナファソを初めて訪れたのは2003年。青年海外協力隊として、派遣された街で衛生問題に取り組んでいました。 青年海外協力隊としてブルキナファソに行く前から、ネパールで「女性支援」に関わっていた森重は、衛生問題にかかわる傍ら、街の女性、子供の様子をじっくり観察。彼らの明るく素直な笑顔の後ろに、さまざまな社会的な問題があることを知ります。「自分に何ができるんだろう・・・」そう思いながらも2年間、とにかく、がむしゃらに仕事をしていました。その頃の森重の活動の凄さは、今でも後輩隊員たちの間で語り継がれるほどです。

その後、森重は青年海外協力隊としての2年の任期を満了し、日本に帰国しますが、2006年再び青年海外協力隊としてブルキナファソに渡る決意をします。


2回目の派遣先は首都にあるエイズ対策に取り組む組織。活動を続ける中、女性達がいかにHIVへの感染リスクが高いかを知ります。経済的に男性に頼らざるを得ない女性達。「彼女たちが経済的に独立できれば、HIVへの感染リスクを減らすことができるに違いない」と考えるようになります。「女性達が自立できる経済活動を探そう」。森重の次なる挑戦が始まります。

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