今日も、助成金の申請書と格闘したり、ご協力いただいているJICAプロジェクトからお願いされてしまったニュースレターの記事を書いたり、カタカタとキーボードをたたく日々。苦手なんですよ、文章を書くのが。
昔、尊敬しているある先生から「書け~書け~、書かんと人に伝わらん。自己満足でしかない。積み重ねていくこともでけへん。できることなら、英語で書け~。日本語で書いて、日本の中だけで「いいことやってるよね~」じゃ、意味がない。共有せよ。積み重ねよ。とにかく書け~」と言われてから、なるべく書くことを自分に強いているのですが、どうも苦手なのはあいかわらず・・・
そんな中、ぽろっと非常勤講師のお話が舞い込みました。
ネパールにいた頃、学生さんのスタディーツアーを受け入れました。そして、いろんなことを見て、聞いて、体験する中で、みるみる変わってゆく学生さんたちに、感動を覚えたのです。学んでもらうつもりが、学ばせてもらうほうが大きかった経験でした。学生時代の経験や出会いって人生全体のモチベーションにつながることも多く、とても大切なんだと心から思ったものでした。若い頃って心が柔らかですよね。
今までも教職経験はいくつかあるのですが、この事業に関わる連続した講義をするのは初めてです。
私が伝えられることは小さなことかもしれません。話すの、 下手ですし。きっとまた、学ばせていただくほうが多いかもしれません。でも、私も多くの方々のお話を聞かせていただいて、多くの方々の手助けをいただいて、ここまで歩んでくることができました。少しでも、それを次に渡してゆきたい、そう思うのです。ですので、お話させていただける機会があれば、なるべくお願いするようにしています。特に、今回の事業は私だけの事業ではない、そう思うので、今までの「経験」や「知識」をシェアさせていただく機会は大切にしたいと思っています。
来年の秋学期だそうです。ああ、楽しみなような、どきどきするような。でも、今は目の前の書類です。カタカタ、カタカタ・・・
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