2013年7月11日木曜日

ブルキナファソの井戸


ブルキナファソの多くの村々には水道はありません。

でも、私が回っている村々には井戸があります(村によって乾季に枯れることはありますが・・・)
井戸って日本では、「貞子」に出てくるようなものを想像しますよね。

 こんな感じ?

もちろん、つるべを使ったものをはじめ、手回し車輪のついたものやレバーを上下するものなど、いろいろなパターンがありますが、一番よく見かけるのが足踏み形式のこの形↓



援助やプロジェクトの入り方が異なるためか、たぶん村や地方によって異なる形のものになるような気がします。(未確認です。。。)


そして多くがインド製。さすが、適正技術王国。こういう技術、つまり手入れのしやすさ、丈夫さ、シンプルさ、ほんとうに素晴らしい。あ、でもこれがインド製かどうか見るの忘れてた。

わりと軽く踏めるようになっているのですが、子どもだと全体重をかけて、勢いもつけて踏んでます。容器の数も多いしね。

飲料用がメインなので、埃や汚染物質などが入らないように、そして誰かが落っこちないように、つるべ形式より高価でもこういう形が選ばれるのかもしれませんね。今度、水プロジェクトの人に聞いてみよう! あ、それとやっぱり援助のお金だから高価でよりよいものも可能?なあんて。

ちなみに、畑の水やり用などではつるべ形式が圧倒的に多数です。

 こんな感じのもの。


もひとつちなみに、飲料用の井戸は一応保健省が検査をします。 
一応することになっていて。。村はちょっと遠いけど。。。


ここは排水を家畜が飲めるようになっているタイプなので、井戸はちょっと高くつくってあって、排水は傾斜がついた小さな排水路を通り、数メートル離れたところにある家畜の水飲み場に続いています。(向かって奥の動物たちが集まっているところです)



ところで、井戸ではこんな風に↓ たらいには葉っぱが入れてあることが多いです。どうしてでしょう???





実は、葉っぱを入れると↑のように頭にのせて運ぶ時に水がこぼれにくいのだそう。
智慧ですね~

たしかに水面の揺れが少なくて(波が植物で消される感じ?)、こぼれにくい感じがしました(私ではあんな重いものを頭に載せて運ぶのは無理です。力だけではなく、バランス感覚もあわせて、ほんとうにすごいです。)

気付くといつのまにやら子どもでいっぱい。
 中にはなぜかにわとりを抱えた子が。なぜか どや顔。 (#^.^#)



こんなおちゃめなおちびちゃんも。




井戸は子どもと女性が集まってきますが、混んでいて待っている人が多い時は、お話ししたり遊んだりするチャンスの時間です。特に雨季の村の女性は忙しいから、言葉が不自由な私がコミュニケーションをとるにはタイミングが大切。

シアバター買取り時の品質検査をしている間、ときどき手が空いて暇なときがあり、そんなときは周囲の女性たちや子どもたちとなるべくコミュニケーションをとります。でも、現地語では複雑なことを話すことができず・・・おまけに子どもがあまりにもかわいいことが多くて、ついつい子どもと遊んでしまう・・・もっとジュラ語を勉強しなくちゃ。

おしゃまな仲良しおじょうちゃんたち

 
買取時の品質検査を見守るこどもたち


 アフリカの定番。おかあさんの背中にくっついているあかちゃん。


 3人兄弟姉妹、いっぱい遊んでもらいました。お姉ちゃんはすでにお母さんの風格。


なぜかおっぱいでなく、私のお腹をしきりになぜる赤ちゃん。
なぜ?????微妙なんですけど・・・もしかして、まさか、間違ってる?
ダイエットしなきゃ。。。





と、いつものように、子どもに遊ばれるちゅばぶ(白い人=外国人)でした。



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