2013年7月7日日曜日

Mango Mango Mango!!!

今日からはブログ記事を一日ひとつ書くことを目指します。

いえ、たぶん。
ちょっと、がんばってみようかなと思っていて。。。
でも、ときどきおやすみするかも。。。
忙しいときは、たいぶおやすみするかも。。。

と言い訳はさておき。


5月にブルキナファソに行ってきたのですが、ひっさしぶりに2つのものを食べました!!!

今日はそのひとつ、マンゴについて!!!!!

ちなみに西部の言葉ジュラ語でマンゴを「マンゴロ」っていいます。なんだか、かわいい♪
マンゴ売りの女性たちは頭のたらいにマンゴを入れて「マンゴロ、ベイ!マンゴロ、ベイ!(マンゴあるよ!マンゴあるよ!)」って売り歩いています。

ブルキナには11種類のマンゴがあるそうで、私が活動するバンフォラはマンゴの大産地のひとつ。
近くには30-40m(10mくらいという説もあり)にもなる見事なマンゴの大木からなる並木があったりします。

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追記:マンゴ並木の写真、持ってましたヽ(^。^)ノ


あれれ、10mもなさそうですね。。。この並木の樹高は30-40m、または10mって、あちらこちらのサイトに書かれているのですが。。。あまりにも大きくて、うっそうとしているので、そういうイメージなんだろーな、きっと。

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マンゴの季節には町の近くまで来ると、あちらこちらでこんな風に道ばたで売っています。
(これは幹線道路沿いの様子。町の中ではもっと少ない単位で売っています。)


















ブルキナではとにかく安くておいしいので、日本ではなかなか手が出ません。

時期によって微妙に食べることのできるマンゴが違っているのですが、今回はマンゴの季節真っ只中。



うふふ。あまーいリペンスにも間に合った!


おいしーんだなあー

種類によってそれぞれ特徴があり、好みが分かれるようです。わたしは結構これが好き。

実はブルキナでは、マンゴの産地である西部出身の人はマンゴ嫌いだったり、本当においしいマンゴしか食べないという人も多いです。それは、小さいころに食べすぎたせいなのだそう。

村ではマンゴが実をつけ始める雨季前は、食べるものが少ない時期にあたります。農家では一日一回の食事ということも少なくありません。すると、子どもたちはマンゴで空腹を満たすことになります。もちろん大人もですが。

町でも街路樹のようにマンゴが植わっていて、自由に食べることができるよう、棒が置いてあったりします。あちらこちらで、マンゴにかぶりつく人々・・・

そう、以前にもこのブログで書いた通り、この時期の重要な衛生啓発テーマは「マンゴはきれいな水で洗って食べましょう」です。

木になっているマンゴが汚染されていているのか、もしくは、マンゴを洗う水が汚染されているのか、実際どちらなのかよくわかりませんが、マンゴの季節は下痢ががーんと増えます。なので、マンゴを食べるときには、きれいな水で十分よく洗います。もちろん、冷蔵庫で保存する場合は、入れる前にもよく洗います(←今回ブルキナの友人に言われて初めて気づいた・・・今まで洗わず冷蔵庫に入れてた・・・)

映画などの影響からか、日本では西アフリカの村は結構バオバブのイメージが強くて、村の長老がバオバブの木の下で子どもたちにお話ししているイメージの方も多いかもしれません。でもバンフォラあたりだとそれが「マンゴの木」のパターンも多いです。バオバブは枝が横に広くはらず、また、葉っぱも食べられるからか、わさわさと葉が茂っていて集会できるような木陰を作っているというのは見たことがありません。村の真ん中に大きなマンゴの木があって、 その下でみんなのんびり、というのが定番。冒頭に書いたマンゴの並木道もそうですが、素敵な木陰を作ってくれて、とっても気持ち良いです。

シアバター買い取り時:村長さんと村の中央のマンゴの木
真ん中の白い袋がシアバター。この村長さん、とてもシブいです。いつも威厳あります。

 昨年秋に渡航したときは、バンフォラの農業研究所にマンゴの木が全種類植えてあるのを発見。

マンゴの木コレクション!


AMLIE, KEITT, BROOKS, LIPPENS, KENT, SENSATION, SAKABI, JULIE, VALENCIA, IRWIN・・・
あれ、一種類足りない・・・なんだっけ?

忘れたので調べてみると、論文みっけ!もっとたくさんありました!

La mangue en Afrique de l’Ouest francophone : variétés et composition variétale des vergers(フランス語圏西アフリカのマンゴ:果樹園での種類とその構成割合):

私の協力隊同期のひとり、りえちゃんはマンゴの中心地オロダラに初代果樹隊員で赴任し、その後にも別のマンゴ隊員さんが派遣されていました。なつかしい。協力隊時代って、2003年からだもんねー

ところで、ブルキナのお土産でおすすめナンバー2、それはドライマンゴなのです。
(1位はもちろんシアバターとシアバターソープ、笑)

ブルキナファソのドライマンゴは砂糖を使っていない直球なおいしさ。
砂糖漬けのあまーいドライフルーツが苦手な私は、ブルキナで初めて食べて感動しました。

夜にヨーグルトやミルクにつけておくと、翌朝にはプリプリマンゴが楽しめます。

日本でもある時期までは入手可能だったのですが、輸入が止まっているようです。
ある販売元さんの理由は、なんでもブルキナのドライマンゴを仕入れていた英国の会社と行き違いがあったのだそうで、天日干しだと思っていたのが、ガスで乾燥させていたのだそう。

その理由なら販売中止にしなくても、と思うのは私だけでしょうか。

ブルキナの西部にいると、マンゴを天日干ししないのはわりとみんな知っています。
色が黒くなってしまうから。特に、甘みの強い品種には顕著です。
しかも、雨季にさしかかると、天日干しは無理です。

たぶん、この会社さんが仕入ていたのは、私もよく知っている組織のもので、がんばってオーガニック認証もとっているもの。残念です!!!

また、再開されて日本で食べれる日が来ることを祈っています。みなさんも万が一見かけたら、どうぞ手に取ってくださいね!!!


                 


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