2011年9月14日水曜日

今日はもうひとつのシリーズ「シアバター生産地だより」Vol.1をお送りします。

涼しくなったんだか、残暑が厳しんだか、なんだかよくわからない気候ですね。
こんなときは風邪をひきやすいので、みなさま、お気を付け下さいね。
昨日夜に乗ったバスは、エアコンがガンガン効いていて、寒かったです。
運転手さんは暑かったのでしょうか・・・

今日は、シアバターの使い方シリーズをお休みして、前々から準備していたシアバター生産地からのビデオレター第一弾「Kassande村編」をお届けします。


実は前々回のブルキナファソ滞在で、各村を回り、生産者の皆さんから日本のア・ダンセのお客様へのビデオレターを撮ってきました。というか、撮ろうとしました。「日本でア・ダンセのシアバターを使ってくださっているお客様にメッセージを」とお願いしたんです。しかし実際は、現地でインタビューをしていた私とア・ダンセの現地スタッフ、そして同行していたJICAプロジェクトのローカルスタッフに向けたメッセージのほうが多く含まれています。テレビのない村では、ついつい目の前の人に話しかけてしまうのかもしれませんね。

心優しく、ホスピタリティーにあふれるみなさんは、とてもうれしい言葉を語ってくれました。
確かにア・ダンセとは取引関係にあるので、きっと持ち上げてくれているところもたくさんあると思うのですが、それを差し引いても、うれしい言葉でした。
帰り道はうれしくて、ありがたくて、ぽろぽろ泣きながら「みんなと一緒にがんばるぅぅぅ」と再決意したのでした・・・

雨季の忙しいときに、突然お邪魔したにも関わらず、快くお話しして下さったGGFのみなさん。
本当にありがとうございました。

中には、「せっかくいらしてくださったのに、おひるごはんも用意していないので、これをどうぞ」と、大切で高価なほろほろ鳥の卵を山ほど下さった村長さんもいらっしゃいました。(おいしいんです、これが)



(鶏の卵よりも少し小さ目で、黄身が濃くておいしい!これは朝採りでしたが、通常、とても傷みやすいので、みなさん、いつか食べる日が来たら気を付けてください!冷蔵庫に入れても、とても早く傷みます。)

で、帰り道は割れないようにと思って・・・




 お腹に抱えて帰りました(^^) なんといっても、帰り道は雨季のオフロード。こうしないとひどい揺れで割れちゃう!

あ、また脱線しましたね。すいません。

そうそう。インタビュー中、話している人以外は非常につまらなそーな表情ですが、決して怒っているわけではなく、誰かがみんなの前で話すときは、大体こんな雰囲気です。実際、つまらないのかもしれませんが。。。

ほとんどのインタビューの最後は、神様への祈りや日本の皆さん向けの祝福で終わっています。多くがとても基本的な会話の終わりの表現です。「Ala ka ~」がその表現です。でも、どんな表現を用いるかで、そこに様々な心・想いを読み取ることもできます。毎日でのあいさつでも、定型表現のようでいて、細やかなニュアンスを含んだ祈り・祝福が交わされます。

あと、ジュラ語⇒フランス語⇒日本語で訳しており、ジュラ語には特徴的なローカルな表現が含まれるため、かなり意訳しているところがあります。(例:石鹸を買えるようになった⇒日用品を買えるようになった⇒生活が楽になった) 大意だと思っていただいたほうがよいかもしれません。最後の「a bana」は、aは「それ・これは」「彼・彼女は」、banaは「終わり」という意味です。変な日本語訳はほぼ私の国語力です (#^.^#)

ではKassande村の住民森林管理グループ、シアバター生産責任者の女性からのメッセージです。
個人の名前、出そうかどうしようかで迷い、出していません。映像は使ってもいいか確認したけど、名前は出していいかどうか確認し忘れたんです。詰めが甘い!!!今度行ったときには確認します・・・


(ちなみに、Kassande村は、初めてシアバター品質管理研修に参加させていただいた村で、シアバターを大好きにさせてくれた、少し特別な村なんです。久しぶりにビデオを見て、とてもとても帰りたくなりました。みんな元気かなぁ。)

2 件のコメント:

  1. とても魅力的な記事でした。
    また遊びに来ます!!

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    1. すっかり遅くなってしまいましたが・・・
      コメント、ありがとうございました!
      こんな時々にしか書き込みのないブログですが、細々と続けていこうと思います。どうぞ、忘れずに、また遊びにきてやってくださいませ!

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